JP Life〜海外生活できる英語力を!〜
アメリカ・カナダの大学で語学を学び、カリフォルニアで4年間働いてきた経験から、海外で生活するのに必要な英語力を身につけるためには何が必要か?英語力だけでなく、生活力を身につけるための心得も紹介。
プロフィール
Author:Shin
アメリカ・カナダの大学で2年間英語を学んだあと、カリフォルニアで会社を設立し、ギフトショップの経営と日本との貿易業務を始めた。
ゼロからのスタートで4年後には年商1億円を達成したが・・・。
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−第4話−教師が授業で使う用語を押さえろ!
いまでこそインターネットが隆盛を極め、様々な現地の情報を事前に収集することはいとも容易い。だが、オレが留学した頃はまだ誰もパソコンなんて持っていない頃だったから、見ること、聞くことが何もかも新鮮で驚きと発見の連続だったし、いい意味でも悪い意味でもぶっつけ本番しかなかったのだ。
語学力には自信があったつもりだった。小6から英会話を学び、中学では3年間みっちりとNHKのラジオ講座をやった。基礎→続基礎→英会話とステップアップし、英語の試験では9割を切ることはなかったと思う。高校でも交換留学生と交流を深めていたから、日常会話程度ならほとんど問題ないと思いあがっていた。しかし、アメリカの学校の授業で使われる言葉には、実際はほとんど触れていなかったわけで、現地の授業が分かりずらいのは当たり前だったのかもしれない。それでも最初はずいぶんとヘコまされた。思い上がっていた分、ショックは大きかった。
「何言っているんか全然分からん・・・」
ESLの授業では、最初は当然語学の基礎から始まる。だから、中学生程度の国語力と同じ程度の、語学関係の基礎単語力がないと、いきなり聞き取りができなくて、蹴つまずかされるのだ。分からん単語がバンバン出てきて、さらにネイティブのスピードにも圧倒されて、おそらく多くの留学生が最初に経験するショックな事件として、それは皆だいたい共通しているのだろう。初日はあきらめているのか、アジアンもヨーロピアンも半笑いになっている奴が多い。
講師の質にも大きく左右されるだろうが、言語学をマスターしたような一流の輩にはなかなかお目にかかれないだろう。大学のマスターコースなら話は別だが、一般のESLでドクターレベルの講師にお目にかかれることはまずない。後で本人が打ち明けてくれたことだったが、オレの通っていたESLの講師も実際はアルバイトで、本当は禁止されている2重就労(ピザ屋でバイト)をやっていて、「絶対に言わないでね」と彼女が働いていた店でフォーチーズピザをおごってもらったものだ。
まず初日の授業で面食らったのは、知らない単語が次から次へと出てくることだった。それまでかすったことすらない単語ばかりだった。
「ナウンって何や?」「プレゼン パーフェクト?」
こんなレベルで蹴つまずいてしまったのだ。答えは言わずもがな、「名詞」と「現在完了」だが、こういった文法関係の英単語にほとんど触れていなかった事実をここへ来て初めて認識させられたのだ。このとき、オレは単語力パワーアップへの決意をさせられたのだと思う。せめて授業で使う基本的な単語は絶対押さえておくべきだった。
「単語分からんかったら何にも分からんやんけ!」
「単語が分からなくても、文書全体の中で推測しながら理解する」というのはある程度本当だ。しかし授業中、説明のために頻繁に使われる文法用語は絶対にマスターしておかなくてはならないことを痛感した。そういったことは日本の学校では教えてくれなかったし、経験のない教師にそんなこと望むべくもなかった。
現地の講師達が授業中、言葉の解説のために使っている基本用語が分からなければ、これはもうついて行くだけで精一杯。これではせっかくの授業の本筋からは大きくはずれてしまい、あっぷあっぷして終わりだから、ここは絶対にはずすな。
「教師が授業で使う用語を押さえろ!」
この入り口を押さえておくべし。そのためにオレが実践した効果的な方法を次回紹介しよう。
【2005/09/23 16:30】
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